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碧辟易碧ブログ
日々の呟き
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そんなわけで見て参りましたアメリカン・ハッスル。
2014年最初の映画でございます。
というか映画カテゴリの更新が8月以来なことに驚いた。
パシリムの後にも去年はウルヴァリンやREDなどを見ましたが、残念ながら感想が書けずじまいで悔しいです……。
さてさて、今回のアメリカン・ハッスルは我が愛しのジェレミが出てるということで見に行くことを決意したわけですよ。
だって、汚職政治家役で、しかも情けない顔をしてたって友人か聞き及んだから!
何それちょう見たいってなったわけですよ。
というかジェレミ出てなかったら、わざわざ映画館では見ないタイプの映画ですねジャンル的に。
基本映画館で見る映画は、ド派手アクション系かファンタジー系が多いので。
あと基本監督とか俳優で映画を選んだりもしないのですが、うっかりジェレミに釣られました。恐ろしい子…!!
以下は、まあいつものことですが、いつも以上にひどい感想です。

とりあえず、ゆるーい感じの楽に見れる映画でしたね!
騙すわくわくを楽しむというよりは、どちらかというと人間関係が引き起こすドタバタを楽しむ映画かなと。
まあアーヴィンたちがカジノの別室行きになって、マフィアのボスと対峙するところでは、あ、詰んだなってなりましたけども、概ねゆるゆる映画でした!
まあとにかく主役夫婦(夫婦じゃないけど)があほ可愛くてよかったと思いますwww
アーヴィンのクリーニング屋でいちゃこらしてるシーンとかめっちゃ可愛かった!!
いやもうホント何度、何やってるんだコイツら…と突っ込んだことか!
シドニーたんはアーヴィンと出会ったときの、最初に出てきたシーンが美しすぎて…!
鼻たっか!目ぇ青!!ってなりましたもの……。
あと何より格好が…!
なんであんな乳丸見えの格好ばかりしてるんだ…!!
おかげでずーっと胸元ばっか見てましたよ!!
いやもうホントえろくて堪らなかったです!ごちそうさま!!
あとシドニーたんだけじゃなくて、ロザリンさんも素晴らしい乳でしたね!!
いやー、よい乳映画でした!(アカデミー賞ノミネート作品になんて最低な感想…!)
いやいや皆さん演技ももちろん素晴らしかったですけどね!
特にロザリンさん。イカれた躁鬱具合がハンパなくて大変良かったです。
あのチョビひげ男とお幸せに!!
リッチーさんは中の人的に文句なしにカッコイイのですが、調子に乗った感が絶妙にイラっときていいですね(笑)
いやー、おかげでラストにはざまぁ!ってなって大変すっきりしましたm9(^Д^)プギャー
だってそれまでリッチーの上司ストッダードさんがかわいそすぎたから……。中間管理職てマジ大変。
あとあれですよね、ジェレミこと市長……いやまあ、今回は今回は割と普通のおっさん役だったので、油断してた…!
いつものえろさも鳴りを潜めてたので完全に油断してた…!!
だって全然普通の、ちょっと髪型が変な可愛いおっさんだったから!
なんだあのコートやらスーツやら可愛いカッコばっかしおって…、けしからん!とは思ってたけど、まあいつもダダもれの色気は今回はちっとも出てなかったから、ああよかったって安心してたのに!!
アーヴィンさんに電子レンジをプレゼントしたときに、いつもの例の目でじっと見つめたときから若干嫌な予感はしてましたけども……。
またこの子はあの目で人をたらし込もうとして…!けどアーヴィンさんは生粋の詐欺師だからそんなんには絆されないよね!って信じてたのに…!!
マジでオチやがったあの野郎!!
リアルになん…だと…( ゚д゚)てなりましたもん!
あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
「FBIに唆されて市長を罠にかけようとしたらいつの間にか市長に対して本物の友情を感じていた」
な…何を言っているのかわからねーと思うが(以下略
いや、まあ、確かにアーヴィンさんが市長に徐々に絆されていってる感は存分にありましたけど。
けどそれでも、アーヴィンさんは最後に冷たく市長を裏切るんだ!って信じてたのに!
裏切られたのは私の方だったよ……。/(^o^)\ナンテコッタイ
まさかこの作品…というかあの役どころで誰かをたらし込むとは思わなくて本気でビビった。ジェレミ…恐ろしい子…!(2回目)
私まだそんなにジェレミの作品見たわけではないですが、とりあえず今までに見た6作品で誰かを誑かさなかったことがないっていうね……。
うん、もう何も言うまい。
まあそんなわけで市長との間に本物の友情を感じ始めたアーヴィンさんは、詐欺師から足を洗うことを決意したのでした。めでたしめでたし(なげやり)
と、ここまでの感想を一通り思いついたところで、ふとまた二式の悪い虫が疼きまして。
つまりはアレですね、イーブラがこの映画を見たら、という例のやつです。
で、でも今回は感想あってからのこの小話だから!(何の言い訳だ)







その日任務を終え、明日からしばらくのオフに入ろうというイーサンの手には一枚のDVDが。
任務終了の報告のためIMFの本部を訪れた帰り、今回は別チームであったベンジーが労いの言葉とともにイーサンに渡してきたものだった。
曰く、アカデミー賞候補にもなった映画でブラントにそっくりの男が出ているのだという。
なんだか以前にも似たようなことがあったなと思いつつ、イーサンとしては仕事から解放され久しぶりに会う恋人を存分に堪能したいのだ。
二人の時間を映画如きに邪魔されるのはごめんだと、以前の二の舞にならないようにブラントが興味を持つ前に早々に彼の目に触れないところへこのDVDは隠してしまおうと考えたところで、待てよとイーサンは思案した。
前回、イーサンにそっくりな男が主人公の映画にブラントが夢中になり、このイーサン・ハントともあろう男が映画の登場人物に嫉妬する羽目になった。
ならば今日のこれは、あのときの仕返しをするチャンスなのではないかと。
ブラントそっくりの男が出ている映画にイーサンが夢中になっている姿を帰ってきたブラントが目にして、久々に会う恋人のそんな態度に彼が少しでも拗ねてくれればいい。
そしていつもはあまり見せまいとしている嫉妬心が僅かでも顔を覗かせたなら、それを口実に普段はなかなか甘やかさせてくれない彼を心置きなく甘やかそうではないか。
そこまで考えて、だんだん楽しくなってきたイーサンは、ケースから取り出したDVDをデッキにセットした。
今から見始めれば、ちょうど途中で分析官としての仕事を終えたブラントが帰ってくる頃になるだろう。
さて自分そっくりの男に心を奪われている恋人を見て彼はどんな反応を返してくれるだろうか、とイーサンは再生ボタンを押した。

映画の本編が始まって5分もしないうちに、ベンジーが言っていたブラントにそっくりの男とやらは現れた。
なるほど、1970年代のアメリカが舞台であるため髪型は今の時代からすると少々妙な感じがしたが、それ以外つまり顔のつくりはブラントに恐ろしいほどよく似ていた。
それこそ観察眼に長けたイーサンがどきりとするほどに。
だが状況を把握する前に場面が転換し、話は主人公たちの出会いへと移っていった。
その後しばらくして再登場を果たしたところで、ブラント似の彼は名をカーマインといい、市長を務めているということがわかった。
彼は実によく笑う男だった。それも本当に楽しそうに心からの笑みを浮かべて。
過去のことを気にしてなのか、それとも性分なのか、イーサンの前でブラントが見せるのは控え目な笑みや照れ笑いがほとんどだ。
そのため出てくる場面の多くでブラントそっくりの顔に満面の笑みを浮かべている彼は、イーサンにはとても新鮮に映った。
どうすればブラントもあの市長役の彼のように屈託なく笑ってくれるようになるだろうかと、つらつらと考えながら話を追う。
なんだろうか。結局のところブラントのことしか考えていない気がする。
しかし、映画の中のカーマイン市長は実に健全な男だ。
妻と子どもたちを心から愛し、少しばかり汚職に手を染めてはいるものの、それはひとえに町と市民のことを考えているがゆえの行動で、出会ったばかりのアーヴィンをすぐに信頼し友人となるなど、いささかお人好しの面も見える。
ブラントがもつどこか危うさを孕んだ色気は彼にはまるでなく、正直なところイーサンはそのことにほっとしてさえいた。
だが。
カーマインが友人となったアーヴィンに親愛のプレゼントとして、当時はまだめずらしかった電子レンジを贈った際に、一瞬じっと相手を見つめたシーンでイーサンは思わず固まった。
そして思った。ああ、落ちたなと。
その後、イーサンの予想通り罠にかける筈だった市長に本物の友情を感じ始めたらしい詐欺師は、詐欺から足を洗い市長に事の全てを打ち明けたうえ、結果として友情が失われたことに後悔を見せたのだった。
そうこうしているうちにスタッフロールが流れ始め、己に似た別人に夢中になっている姿を見せてブラントにやきもちを妬かせようという作戦は失敗に終わったが、正直それどころではなかった。
ブラントも時々無意識にやるのだが、あの瞳でじっと物言いたげに見つめられると、見つめられた相手はなぜか言いようのない劣情を掻き立てられるのだ。
当の本人にはもちろんそんな気はないのだが、だからこそ質が悪い。
勝手に煽られた者たちがブラントに言い寄ろうとするのに、さりげなく睨みを効かせて追い払ってきたイーサンは、彼によく似た人物があの瞳でもって誰かを落とすシーンを目の当たりにしたことで、自分がいない間にブラントも誰かに同じことをしていたらという不安に駆られた。
もちろんブラントのことは信用しているが、本人にはあの目をしているという意識はないのだから、気付かぬうちに誰かを焚き付けて言い寄られていないとも限らない。
これはブラントが帰ってきたら一度問い詰めないとと、イーサンは眉根を寄せた。
その時だった。
玄関の扉が開かれる音がして、コツコツと靴音がしたかと思えば、リビングのドアを開けてブラントが姿を現した。

「ああ、イーサンお帰り。ベンジーに君の任務が終わったって聞いたからもう少し早く帰ってくるつもりだったんだけど、終わりがけに仕事を押し付けられて遅くなった。…あれ、めずらしい、映画見てたのか」

「あ、ああ、ただいまブラント。ベンジーがくれたんだ、君によく似た人物が出てるって」

「またか。ベンジーは毎回一体どこで見つけてくるんだか。それで、どうだった?」

「詐欺師の主人公を目で誑かしてたよ……」

「なんだって?」

「ところでブラント。君も僕がいない間に他の人間をたらし込んだりしていないだろうな」

スーツの上着を脱ぎネクタイを緩めながら、ブラントは呆れた顔でイーサンを見つめた。

「そんな奇特な心配をするのは君ぐらいだよ…。安心してくれ、僕なんかに誑かされてくれる人間はそうそういないから」

わかってない!イーサンはそう心の中で叫んだ。
前々から疑問だったのだが、何故ブラントはこうも自己評価が低いのだろうか。
その所為でイーサンがいつもやきもきさせられていることなど、彼はお構いなしどころか気付いてもいない。
どうすれば気付いてくれるのだろうかとイーサンは頭を抱える。
身に危険が迫ればさすがに自覚してくれるかもしれないが、自分の目が届く範囲でブラントをそんな目に遭わせる気などイーサンには毛頭なく、そのジレンマに悩まされる。
そのため、どうすればブラントが自分のその危うい色香を自覚してくれるのかということに意識を飛ばしていたイーサンは、次の瞬間ブラントが零した呟きをうっかり聞き逃すところであった。

「大体自分だって、そこかしこで誰かをたらし込んでるじゃないか」

それはひどく小声で、おそらくブラントとしては聞かせるつもりはなかったのだろうが、人並み外れた聴覚を持つイーサンの耳にはしっかりと届いていた。
少し拗ねたような声音。
その言葉の意味を理解した瞬間、イーサンは自分の作戦が上手くいったことを悟る。予定とは少々違う形ではあったが。
今度ベンジーに会った時には酒でも奢ろうではないか。
ぽつりと零されたのは間違いなくブラントの本音だろう。
なかなか見せたがらないブラントの悋気。
イーサンに気付かれたのは彼としては不本意だろうが、隙を見せる方が悪いのだ。
これを口実に今日は心ゆくまで彼を甘やかすとしようではないかとイーサンは決意する。
そして、水を飲もうとイーサンの座るソファから離れキッチンへ向かおうとしたブラントの腕を思いきり掴んで振り向かせると、噛みつくようなキスをした。





な ん だ こ れ 。
二式の書くイーサンはいつもびっくりするほどかっこよくなくて涙目です。
かっこいいイーサンを書きたいと常々思ってるのに、どうしてこうなった!
ブラントがあざといのはもういいです。ブラント=あざといは世の真理だから仕方ない。
あと二式はベンジーを便利屋か何かと勘違いしてる節がありますね。



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