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明日行ったら夏休みなんだぜ!
会社終わったらそのまま実家へ直行します。 先週発覚した衝撃の事実。 今年は年末30日まで仕事だって……! (゜д゜) ( ゚д゚) ( ゚д゚ )ポカーン ねえ嘘だよねえ!嘘だといってマミー!! 冬コミ行けねえじゃねーか( ゚Д゚)ゴルァ!!(そこか) その代わりに冬期休暇2日あげるだって……? んなもんいらねーから29日休みにしろゴルァ!щ(゚д゚щ)カモーン ついでに4日は暗黙の了解で休むな?(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい はぁ…どうしようか…。 さて、萌えが滾ったあまりMWの小話書いちゃったんだぜ。 半ナマなので表にそのまま置いておくのもどうかと思ったんですが、 さりとてわざわざパスワードとか設定してまで置いておくものでもないと思ったので、 ここに畳んで置いておきますね。 書いてる本人いたって神父×銀行員のつもりですが、よくよく読み返してみると銀行員×神父っぽい。アレ? あと銀行員が偽者くさいです。 いやいや銀行員だってドSじゃない日だってあるよ!女王様じゃない日だってあるよ! と思いながら書いてました。 というわけで果てしなく自己満足の産物です。 いつものように気まぐれにふらりとやって来た結城は、いつものように足音も立てずに教会の中に足を踏み入れた。しかしそこにいつもの目的の人物は見当たらなかった。 めずらしいこともあるものだと結城は微かに首を傾げる。いつものこの時間帯ならば大抵この礼拝堂で祈りを捧げているのに。 外へでも出ているのだろうかと考えていると、忙しない足音が耳に入ってきた。 結城が振り向くと、美香がこちらへと駆け寄ってくるのが見える。彼女の姿に、結城はいつものはりつけた笑みを浮かべて彼女に声をかけた。 「やあ美香ちゃん、どうしたんだい、そんなに慌てて」 「ゆっ、結城さん!神父さまが…!」 「賀来がどうかした?」 「神父さまが、大変なんです!」 メロウメロウ たんたんと小さな足音を立てて、結城は先程少女から預かったものを手に階段を上がる。そしてこの教会の主の居住スペースに立ち入ると、ベッドに横たわる神父の姿が目に入った。とりあえず手に持っていたものを近くのデスクの上に置いて、ベッドへと近づく。 「よう、神父さま。風邪引いたんだって?」 「結城?」 声をかけられて初めて結城の存在に気付いたらしい賀来は、自分を見下ろしている男をぼんやりとした目で見上げた。賀来の目は何故ここに結城がいるのかという疑問を雄弁に物語っていたが、結城はそれを黙殺すると賀来の額に手を伸ばした。いつもより舌足らずな賀来の様子に、随分と熱が高いようだと判断したゆえの行動だった。案の定触れた額はかなり熱く、39℃はあるなと結城は診断を下す。 これが少々の体調不良だったならば、美香や子供たちに心配をかけまいと無理をして、風邪を悟らせないよういつも通り振舞っていたのだろうが、 さすがにここまで熱が上がってしまえば誤魔化すことは無理だったらしい。この熱では普通に立っていることさえ辛いだろう。 ちょうど秋から冬への季節の変わり目で、いきなり寒くなったかと思えばまた汗ばむほどの陽気になったりと、風邪を引きやすい時期ではある。 が、それにしたって質の悪い風邪を拾ってきたものだと思う。 こんな弱った姿を見せれば、神父を慕う美香がいつになく焦った様子だったのも無理からぬことだろう。結城に賀来が風邪を引いたことを伝えた彼女は、ひどく不安げでそして心の底から賀来を心配していた。 「病院は?」 結城の質問に、賀来はふるふると首を横に振った。 「薬は?」 その質問にも先程と同じ反応を返した賀来に、予想していたとはいえ結城は溜息をついた。 おそらくいきなり高熱が出たわけではなく、以前から風邪の徴候はあったのだろう。しかし不精な神父が風邪薬を常備しているはずもなく、そのうち直るだろうと放置していたに違いない。しかし時期的にも活き活きとし出したウイルスがそう簡単に宿主から出て行くわけもなく、結局風邪は悪化し、高熱に魘されるハメになっている。 だがここへきても彼は病院どころか、市販薬すら飲んでいないという。いくらなんでも風邪菌を甘く見すぎだと、結城が溜息をつくのも致し方あるまい。 「これ喰って、薬を飲んでから寝るんだな」 「こ、れ?」 結城の言葉に賀来はのろのろと上半身を起こす。その熱ではそれさえ一苦労だ。なんとか起き上がった賀来の足の上に結城はデスクの上に置いておいたトレーを乗せた。ほかほかと湯気を立てているそれに賀来は瞬く。 「おかゆ?」 「美香ちゃんからだ」 放っておけば賀来は何も食べないに違いないと判断した美香が彼のために作ったそうだ。 賀来が風邪を引いて寝込んでいることを結城に伝えた美香は、賀来に持っていって欲しいと頼んできた。そして、自分は伝染るといけないから来るなと言われているから、とも続けた。 大人と違い、子供の免疫力は低い。美香ぐらいの年齢になれば大人とそう変わらないだろうが、院の子供たちの中にはまだまだ幼い者も多い。子供たちとの直接的な接触は当然としても、美香との接触をも避けたのは、 彼女を媒体にして子供たちに風邪が伝染ることを危惧したからだろう。もちろん純粋に美香の身を案じたこともあるだろうが。 そんな他人には慎重すぎるほどに気を遣うくせに、自分のことには全くと言っていいほど無頓着な神父は、食欲がないながらも、薬を飲むため、食事に取り掛かろうとしていた。 いただきますと賀来が手を合わせたと同時にベッドの端が軋んだ。視界の端に結城がベッドに腰掛けたのが映った。 ゆっくりとした動作でスプーンを口に運んでいた賀来は、結城が手に持っている真っ赤な物体に気付く。 「それは?」 「これも美香ちゃんから。信者の方からもらったそうだ」 結城が手の上で遊ばせていたのは綺麗に色づいたりんご。おかゆと一緒に、神父さまに、と美香から渡されたものだった。 結城はごく自然にポケットからアーミーナイフを取り出すとりんごの皮を剥き始めた。 相変わらず器用だなと賀来は思う。 不器用で皮を全て剥き終わる頃には表面をぼこぼこにしてしまう自分とは違い、するすると淀みなく手とナイフを動かして、途切れさせることすらなく皮を剥いていく結城。 彼はひどく絵になる男だ。 何気ない日常の動作も、賀来が最も嫌う人殺しのときでさえ、結城は美しい。結城と最も長く最も近くにあり、彼の本性を知っている自分でさえそう思うのだから、何も知らない人間がその美しさに魅かれるのも無理はない。 なんてことはないりんごの皮を剥くというだけの行為なのに、どこか優雅さと気品を漂わせる男に、見慣れているはずの賀来も思わず手を止めて見惚れる。 賀来の視線に気付いた結城に、なんだと問われてハッと我に返った。本当のことなど言えるはずもなく、なんでもないと曖昧に首を振って、慌てて食事を再開する。 結城は気にする風でもなく、皮を剥き終えたりんごを掌の上で4等分していた。そのうちの1つを口に含みながら、半分を賀来へと手渡す。 しゃくりとりんごを齧ると、みずみずしい程よい甘さが口に広がった。 「ほら、薬だ」 賀来が食べ終わるのを見計らって、渡されたのは錠剤タイプの薬と水の入ったコップ。この薬もきっと美香が用意してくれたのだろう。今回の件では彼女の世話になりっぱなしだ。風邪が治った暁にはよくよく礼を言わなければと賀来が心に誓いながら、薬を飲もうとしたときだった。 「待て。もっといい方法がある」 そう言うが早いか、結城は賀来の手から薬と水を取り上げた。 熱の所為で反応が遅れた賀来が結城に抗議するよりも早く、結城が賀来から奪い去った薬と水を口に含んだ。 「おい、結城、なんでおまっん……んうっー!?」 いきなりその綺麗な顔が近づいてきたかと思ったら、抵抗する間もなく唇を塞がれた。 流し込まれる水。 薬が喉を通っていくのがわかった。 けれど、結城の行動はそれだけに留まらず、結城は賀来の口腔内を好き勝手に弄っていった。 「っは……結城…、一体、何を……」 ようやく解放された賀来は、荒い息を吐きながら、ぎっと好き放題してくれた男を睨む。その頬が上気して目が潤んでいるのは熱の所為だけではないだろう。 しかし賀来に睨まれても結城は気にすることもなく、いつもの涼しげな笑みを浮かべていた。 「よく言うだろう。人にうつした方が早く治るって」 「だからって…!お前が風邪引いたらどうするんだ!」 「安心しろよ。風邪のウイルスなんかよりよっぽど厄介なものに俺は蝕まれてる。今更風邪なんかでどうにかなるかよ」 そんな結城の言葉に賀来は思わず視線を逸らして俯く。そこに賀来を責めている空気はなかったが、責められているように感じるのは賀来の中に決して拭えぬ罪悪感があるからだろう。 俯く賀来の頭に手が置かれる。 その感触に思わず賀来が結城を見上げると、そのまま優しく髪を梳かれる。いつになく穏やかな結城に賀来が戸惑っていると、結城が口を開いた。 「もう寝ろ」 「ん」 素直に頷いて、賀来はトレーを結城に預けると大人しく横になる。 「さっさと元気になるんだな。お前の小うるさい説教がないとそれはそれで寂しい」 「なんだよそれ……」 「じゃあな神父さま。お大事に」 「ん。ありがとう、結城」 「どういたしまして」 トレーを片手に、結城が階段を下りていく音が賀来の耳に入ってきた。それと共に賀来はゆっくりと眠りの中へと引き込まれていった。 目が覚めると、あれだけ重かった頭もすっきりしていて、体のダルさも随分良くなっていた。喉はまだ痛かったが、もう大丈夫だろうと安堵する。 ベッドから出ようと、起き上がってベッドの縁に座った賀来は、サイドボードの上に置かれていたうさぎさんりんごに気付く。 その可愛らしい形状に賀来は瞬く。 誰の仕業かはすぐに思い当たった。あの後すぐ帰ったものだと思っていたが違ったらしい。 彼がりんごをうさぎの形に剥いているところを想像して思わず笑顔になった賀来は、そのうさぎに手を伸ばした。 PR この記事にコメントする
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